断熱材
省エネには「断熱」がぜったい不可欠!
快適な住まいづくりにおいて、「断熱」=「外部との熱の出入りを遮ること」は欠かせないことです。
たとえば、冬場にいくらヒーターをかけても、断熱をおこなっていない住宅では室内がなかなか暖まらず、暖房費がかさむだけ。逆に夏場は、暑い外気がエアコンで冷やした室内に流れ込む…と、省エネの観点からも大きな問題です。
つまり、断熱は、住宅を建築するときにもっとも熟慮されるべき工事というわけです。
熱の移動「=熱伝導」を小さくするのが、今回説明します<断熱材>です。
通常、断熱材は素材によって、グラスウールに代表される「繊維系」と、硬質ウレタンフォームといった「発泡プラスチック系」に大別されます。
また、外断熱工法(外張り断熱)には板状のウレタンフォーム、内断熱(内側充填断熱)工法には繊維状のグラスウールが使用されているのは一般的に知られているところです。
お客様の中には、断熱材の中でもグラスウールは水に弱く、湿気を吸う(吸水性がある)ので結露が起こりやすいと誤解をされている方が多いでしょう。
しかし、いかなる環境のもとでも「外断熱工法よりが内断熱工法よりも優れている」と、一概には言えないように、工事を正しくおこなえば、グラスウールが硬質ウレタンフォームよりも優れている点はたくさんあるのです。
今回は、断熱材それぞれの特長を正しく理解していただくために、さきほど触れました「繊維系」と「発泡プラスチック系」に加え、新聞古紙、廃材などをリサイクルした「自然系」と呼ばれる断熱材を選びました。
それぞれ、断熱材に必要な特性である①断熱性②防音性、吸音率③難燃性、安全性④防虫性⑤工事コストをもとに、長所、短所にわけてご説明します。
断熱材の種類と特性
1.「繊維系」……グラスウール(ガラスを繊維状にしたもの)、ロックウール(玄武岩などを繊維状にしたもの)など。「鉱物系」と分類されることもあります。
<長所>
①耐火性が高く、火災で燃えたとしても、有害ガスを発生しない。
②耐久性が高い。経年変化がなく、高温多湿のような条件下でも形状安定性に優れている。
③安全性が高い。ホルムアルデヒド等級の上位規格に該当し、シックハウス症候群などになる原因になる物質の心配がない。
④防音、吸音性に優れる。
⑤シロアリの食害に強い。
⑥低価格。
<短所>
結露がおこりやすい。(しかし、濡れて保水した場合、乾燥させるなどの適切な処置を取った上で施工をすれば断熱性の低下をまねかない)
2.「発泡プラスチック系」……硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム(ビーズ法・押し出し法)、高発泡ポリエチレン、発泡炭化カルシウムなど。
<長所>
①結露しにくい。
②高い断熱性。
③防水性、耐水性に優れる。
④軽量。
⑤緩衝性が高い。
<短所>
①難燃剤が含まれているが、燃える性質がある。(しかし、フェノールフォームは耐熱性、耐火性に優れ、炎を当てても炭化するだけで発煙したり有害ガスを発生したりすることはほとんどない)
②燃焼すると有害なシアンガスを発生する。
③シロアリ被害を受けやすい。
④安価なものもあるが、比較的コストは高い。
3.「自然系」……セルロースファイバー(古新聞が原料)、軽量軟質木質繊維ボード(木質繊維が原料)など。
<長所 >
①リサイクル性があるので環境負荷が小さい。
②吸放湿性が高いため、結露が起こりにくい。
③断熱性が高い。(木の持つ、熱を伝えにくい性質が断熱の役割となる)
④吸音率が高い。
⑤防虫性が高い。シロアリやゴキブリを寄せ付けない。
⑥防燃性が高い。燃えても人体に有害な物質を出さない。
<短所>
①高価格。
②日本ではまだ施工例が少ない。
以上のように、「繊維系」は「発泡プラスチック系」に比べ、燃えても人体に安全であったり、低価格であったりという利点があることがわかります。
「自然系」は健康や環境には好ましいものの、材料コストが高いというデメリットがあること。
そして、結露が起こらず、高い断熱性を誇る点からみれば、やはり「発泡プラスチック系」が優れています。
そして、サンスイ・テック住宅は
みなさまが重要視されることは何ですか?
サンスイ・テック住宅は、確かな施工技術をもとに、建築する土地の気候風土やコストを考えた、お客様それぞれの住まいに最適な断熱材をご提案いたします。
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